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Mitsubishi UBE Cement Corporation Recruitment
Person

情報システム

未知に挑戦する喜び
Y.N.
情報システム部 システム管理室 兼 DX戦略プロジェクト
2007年 入社/情報メディア学科 卒
Topic 01

入社理由

ITの知見を生かしたい

学生時代の専攻がIT関係だったこともあり、就職活動では「IT」を軸に企業研究を行いました。そして教授からの紹介をきっかけに、当時の三菱マテリアルのIT子会社に入社しました。入社後、いろいろな業務を通じて縁があり、現在MUCCで働いています。

学生時代は合気道に打ち込みました。子どもたちの指導をしながら自身の稽古にも励み、日本武道館での演舞大会にも出場することができました。研究活動は通信工学(情報機器の通信)をテーマとし、現在のパソコンやスマートフォンの通信の基礎となる分野を研究しました。この知見はクラウドを基盤とした業務システム導入や、新たなデバイス、IoT・ローカル5Gへの取り組みなど、現在の業務にも生きています。

A reason
Topic 02

仕事内容

グループ会社への
ITガバナンスの展開

情報システム部では、情報システム戦略の企画立案、中長期および年次計画の策定、システム導入・運用管理、最新技術の調査などを行っています。MUCCのグループ会社に対しても、ITガバナンス推進や、情報セキュリティの維持などの役割を担っています。その中で私は、グループ会社に対するITガバナンスの展開、販売物流システムやデータ基盤・分析システムの導入、Microsoft 365の利活用支援やワークフローシステムの保守運用などを行っています。

兼務しているDX戦略プロジェクトでは、MUCC理念の<Value>として位置づけられている「誠実さと真摯さ」「個の融合とグループ力」「挑戦と変革」を実践し、業務の効率化・自動化や、新しい価値の創出へ向けた試行・展開に取り組んでいます。私はITのバックグラウンドを生かし、生成AIを使った業務効率化に向けたPoC(概念実証)や、新たなデジタル基盤(プラットフォーム)の整備と合わせた業務変革にチャレンジしています。

My job
Topic 03

仕事のやりがいや難しさ

経験のない課題を乗り越えて

新しい業務システム・IT基盤の導入や、業務効率化やビジネスプロセス変革など、まだ誰も実施したことがない分野にチャレンジできることにやりがいを感じます。新しいクラウドシステムを導入する際、社内外問わずさまざまな関係者と協力しながら設計や構築テストに取り組み、システムの本番利用を目指していきます。本番導入後も、効果を最大限に発揮するために継続した講習会の実施や、システムの機能追加修正などを行います。各フェーズでそれまで経験のない課題が都度発生し、ときには非常に困難なこともあります。それでもプロジェクトメンバーが一丸となり、一つずつ解決して目標を達成したとき、達成感と自身の成長を感じることができます。

Rewarding
Topic 04

印象的なエピソード

IT統合プロジェクト

MUCC発足に伴い実施したIT統合プロジェクトが印象に残っています。MUCCの前身となる3社(UBE(旧宇部興産)・三菱マテリアル・宇部三菱セメント)の業務プロセスやITシステムを統合するという、大きなプロジェクトです。私はそれまでの業務に加えてプロジェクト推進やソリューション検討、システム導入などに携わりました。期日が迫る中、ときには外部の企業の力を借りながら、3社の担当者が一丸となって連日朝から晩まで調査や検討を重ね、IT統合に向けた取り組みを継続。その後、MUCCの発足と同時に無事各システムの稼働を果たすことができました。どのような立場の人間でもフラットに意見を交換できる、より良い組織づくりに、システムの面から貢献できたことを嬉しく思います。

Episode
自然に還る環境型セメント

セメントは地球の天然資源を組み合わせてつくられています。一説に、もっとも古いセメント系材料は、紀元前7000年頃の遺跡であるイスラエル・ガラリア地方のイフタフ遺跡から発見されたそうです。現在でもコンクリートと同じ強度を保っており、約9000年の寿命を持つことになります。その後建造されたエジプト・ギザのピラミッドにおいても、石と石の間に目地材としてセメントが使われていたようです。一方、現代においては、住宅や建造物などでコンクリートが使用されていますが、鉄筋と組み合わせて使われているため物理的な寿命は約60~100年。ある年数が経過したら自動的に自然に還るセメントがあれば、人々が自然と共生し地球環境を維持していく上での一つの選択肢になるのではないかと思っています。

One day schedule

ある1日のスケジュール

  • メール・チャットチェック

    連絡は主にメールやTeamsのチャットで届きます。内容としては、プロジェクトの進捗状況や個別の質問事項・調査事項の連絡などがあります。こちらからも業務の依頼や進捗確認などを行います。
  • 開発進捗会議

    システム開発案件のメンバーで進捗状況を共有・確認します。予算や今後の見通しも含めて話し合うこともあり、直近だけではなく1~数年先のことを考えるので常に真剣です。
  • 部内定例会議

    週に1回ほど、情報システム部では定例会を行います。特記すべき事項などを共有して効率的に話し合います。ITインフラや情報セキュリティ、システムトラブル対応の確認や、新規プロジェクトなど、議題はさまざまです。 
  • 昼食

    本社の食堂で昼食をとります。350~500円とリーズナブルのため、ほぼ毎日利用しています。おいしくてメニューも飽きません。決済は交通系ICカードを用いて行います。
  • システム間連携プロジェクト打ち合わせ

    外部企業のメンバーも含めた、システム間連携の打ち合わせを行います。現在、新たに構築しているシステムはたくさんありますが、それらのシステム間で多くのデータ連携が必要となります。その要件定義や設計・開発・テストなどに関する打ち合わせです。
  • 調査・検討・確認

    打ち合わせの合間は、調査・検討・確認作業を行います。新たなデータ基盤&分析システムの導入に向け、外部の企業と力を合わせて技術検証を実施したり、その検証項目の作成・検証実施・結果確認を行ったりします。
  • 生成AIを活用した取り組み(DX推進プロジェクト)

    工場の操業や設備修繕における生成AIの活用について検討します。作業手順書や外部のオープンデータなどを組み合わせながら調査・検証を行っています。
  • 外出

    オフィスの最寄り駅は東京メトロ霞ケ関駅です。地下鉄に乗り、取引先のオフィスへ移動します。
  • 取引先オフィスで打ち合わせ

    営業活動の効率化に向けた、IT基盤導入に関する打ち合わせを実施します。他社事例や市場規模、機能概要や今後のロードマップ、ライセンス費用などに関する情報を共有し、今後の進め方について話し合います。リモートが多いものの、ときには対面で行うことで物事が進みやすくなります。
  • 外出先から直帰

    打ち合わせが終わり次第、電車に乗って帰宅します。

休日の過ごし方

休日は登山やハイキングに行きます。水や食料、雨具やヘッドライトなどが入った登山用リュックを背負い、いろいろな山を登ったり、散策しながら景色を楽しんだりしています。自然の中で食べるおいしいご飯や、ふとした瞬間に出会う素晴らしい風景、山小屋やテントから見える星空、リラックスできる温泉など、普段とは少し違う時間を楽しむことができます。特に思い出深いのは、長野県・岐阜県にまたがる乗鞍岳(のりくらだけ)です。初めて3000mを超える山を登りました。登山道から見える景色、とりわけ大きな池がとても美しかったです。
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