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Mitsubishi UBE Cement Corporation Recruitment
Person

生産技術・
設備管理

道なき道を
ひたむきに歩む
S.S.
伊佐セメント工場 技術部 開発グループ
2016年 入社/機械システム工学専攻 修了
Topic 01

入社理由

失敗をフォローし合う文化

学生時代は混相流や濡れ性を専門とする研究室に属していたため、漠然と工場プロセスに携わる仕事がしたいと思っていました。そのような中、就職活動で宇部地区の工場を訪問し、巨大な製造設備に圧倒されたことと、社員の真面目な人柄や、説明会で知ったMUCCならではの「失敗をフォローし合う文化」が魅力に感じ、入社を決めました。

学生時代の部活動で山登りや川下りを行うなど自然が好きだったことや、バイクでツーリングをすることが趣味のため、大都会の工場群よりも自然がある地域に住みたいと思ったことも入社を決めた理由の一つです。

A reason
Topic 02

仕事内容

脱炭素に向けたプロセス開発

開発グループは、流体やプロセスのシミュレーション等を駆使しながら設備改良・新技術導入・新しいプロセスの開発などを行っています。セメントの製造には大量の熱エネルギーが必要です。主に石炭を使用していますが、石炭の代わりに廃棄物を利用することで循環型社会に貢献しつつ、カーボンニュートラル達成に向けた「脱炭素」を進めています。

さまざまなものが含まれた廃棄物を活用するには、プラント操業の安定性や製品品質に十分配慮しつつ、より効率良く活用するための技術やプロセスの開発が必要不可欠。私は熱エネルギーとして廃棄物を利用するための技術の改良や開発を担当しています。会社の行く末を左右する非常に重要な仕事だと感じています。

My job
Topic 03

仕事のやりがいや難しさ

前例のないことに
取り組むということ

非常に重要なテーマを任せてもらえていることや、最初の配属先である工場勤務を通して身につけた知識を生かせていることにやりがいを感じます。一方でこの仕事の難しさは、今取り組んでいることが目標までの最短ルートを進んでいるかどうかの判断が困難であることだと感じます。私の仕事はつまるところ「道なき道を歩む」ということ。前例のないことに取り組むからこそ、軌道修正が必要なことが多々あります。その度に振り返り、関係者全体のベクトルを合わせて次のステップへ進むために、上司や他部署の関係者とコミュニケーションを密に取ることを心がけています。

Rewarding
Topic 04

印象的なエピソード

「できないなら、
できるようになればいい」

自分で設計した装置でテストを重ねる中で、難しい課題に直面したことがあります。その課題を解決するために、それまで自社で知見がない分野の技術を導入することを決め、複数の社外メーカーと議論して技術を導入したことが印象に残っています。知見がない分野でも、文献や参考資料を読んで知識として身につけたことで、その分野に精通している人と技術的な議論を進めることができました。機械系出身で化学プロセスの知識がゼロの状態で入社しましたが、新入社員時代の上司の「できないなら、できるようになればいい」という言葉を胸に刻み、日々の業務にあたっています。

Episode
花粉を吸収するセメント

セメントで花粉症をなくしたいです。私自身、スギ花粉症を患っており毎年苦しめられるのですが、昔よりもスギ花粉症患者が増えたのは開花適齢期を迎えたスギが多いことや、ビル建造物やアスファルト舗装により地面に落下した花粉が再飛散することが原因と言われています。もし花粉を吸収するセメントをMUCCが開発すれば、少なくとも再飛散する花粉を抑えることができ、花粉症患者にとって辛い時期を減らせるのではないかと思います。また、開花適齢期を迎えたスギを伐採して熱エネルギーとして利用すれば、林野庁が進める無花粉スギへの置換も進むでしょうし、セメント業界をあげて取り組んでいる温暖化対策も花粉飛散量の減少に寄与するのではないかと思っています。

One day schedule

ある1日のスケジュール

  • 一日の始まりはラジオ体操から

    ラジオ体操とストレッチの後、メールや社内ポータルサイトをチェックした後、午前中の仕事に取りかかります。午前中に打ち合わせがある際は内容の最終チェックを行います。現場作業を行う際は工場担当者と作業内容や安全事項の確認を行います。
  • バランスを意識して定食をチョイス

    お昼は社内の食堂で食事をとります。定食、カレー、うどんなどがありますが、いつもバランス良く栄養が摂れる定食を選んでいます。
  • 関係者との打ち合わせ

    午後は打ち合わせが入っていることが多いため、時間があっという間に過ぎます。上司に仕事について相談するのもこの時間帯が多いです。
  • フレックス勤務を有効活用

    繁忙期は資料作成やデータをまとめるために残業することもありますが、効率的に業務を進めるように心がけています。フレックス勤務制のため、早く仕事が終わった日は帰宅後のプライベート時間を充実させています。

休日の過ごし方

晴れの日はほとんど外出しています。この前はふと思い立ってバイクで佐賀県へ行き、完全養殖で生食が可能な「Qサバ」を食べました。山口県内はおおよそ回りきったと思いますが、特に秋吉台は自宅から1時間程度で行けることもあり、よく足を運んでいます。雨の日は平日に録り溜めたテレビ番組を消化したり、好きな映画やドラマを見たりしてリフレッシュしています。
Holiday