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Mitsubishi UBE Cement Corporation Recruitment
Person

生産管理・製造

「供給」を途絶えさせない
その大きなミッションのために
S.O.
横瀬工場 生産課 製造係
2018年 入社/理工学研究科 化学系専攻 修了
Topic 01

入社理由

環境にやさしいモノづくり

大学の研究室では無機化学材料を用いたCO2吸収材料について研究しました。自分でつくった材料がCO2を吸収している事実が嬉しく、朝から夜まで実験やデータ解析に熱中する日々でした。就職先を考えるにあたっては、環境に配慮したモノづくりができ、無機化学材料を主として扱っている会社に行きたいと考えました。

業界研究の中で知ったのは、セメントの製造にはたくさんの産業廃棄物が使われているということ。まさしく「環境に優しいモノづくり」で、興味が深まる一方でした。MUCCの工場見学に参加した際に目の当たりにした工場の迫力と、社員の方々の温かい雰囲気に惹かれ、入社を志望しました。

A reason
Topic 02

仕事内容

現場への技術的なサポート

埼玉県の横瀬工場で勤務しています。私が所属する製造係は、製品の出荷状況に応じた生産計画の作成、現場で生じた不具合や困りごとを解決するための関係各所との調整、原価低減に向けた運転方針の作成や補修・改善計画の作成など、セメントの製造プロセスに関連するあらゆる面を担っています。私のミッションは、現場への技術的なサポートです。具体的には測定作業や運転データの解析から、原価低減に向けた課題点の抽出およびその解決方法、その後の改善策の検討にいたるまで、さまざまな業務に取り組んでいます。

My job
Topic 03

仕事のやりがいや難しさ

自らのアイデアが
課題解決に寄与する

セメントは大きな規模の装置で製造されています。そのため、少しの改善でも大きな効果を生み出すことができます。自分のアイデアから始まった改善で望ましい結果を出すことができたり、課題が解決できたりするとやりがいを感じます。しかしながら、すべてがうまくいくわけではありません。思った通りの結果にならなかったり、自分が考えていることと現場作業員の方々が考えていることに相違があり、それをなかなか理解してもらえなかったりすると難しさを感じます。

Rewarding
Topic 04

印象的なエピソード

現場でしか分からないこと

入社2、3年目の頃のことです。改善の結果をまとめるために運転データを解析していた際、運転データ上で望ましい結果が出ず、落胆する日々が続きました。先輩社員に運転データのもととなっている計器のズレも考えられるとアドバイスされ、計器を調整したところ、実際には理想の結果が出ていたことが判明しました。

まさに「現場百回」。データや数値がすべてとは限らないということを身をもって体験しました。今では設備の運転に異常がある場合は必ず現場を見て、そこで気づいたことを踏まえながらデータを解析するようにしています。そうすることで問題や異常の原因を早く特定できたり、解析の効率を上げることができたり、広い視野で考えられるようになったと感じています。

Episode
つくればつくるほど
地球がきれいになる工場

セメントは製造工程の中で1450℃という高温で原料を焼成する必要があり、熱エネルギーを得るために化石エネルギーや産業廃棄物を燃やしています。CO2が排出されるだけでなく、主原料が石灰石(炭酸カルシウム)であるために、焼成する工程においても炭酸カルシウムが分解し多量のCO2が排出されます。したがって、工場の排ガスにはCO2が非常に多く含まれており、セメントの製造は地球温暖化の一つの原因となる側面を持っています。

「セメントをつくればつくるほど、地球がきれいになる工場」をつくり、CO2を排出しないだけでなく、大気中のCO2や有害ガスも浄化する──。そんな工場をつくることができたら、きっと地球もそこに住む人々も、もっと幸せになるはず。私の成し遂げたい大きな夢です。

One day schedule

ある1日のスケジュール

  • 運転データチェック

    前日の運転データや現場で発生した不具合などを確認します。自席のパソコンで確認するだけでなく、中央操作室に行き現場作業員の方々に運転や現場作業の状況を聞きます。
  • 課内会議

    課内の会議に参加します。課長や現場作業員のリーダー、各係の係長の作業報告や連絡事項を確認します。測定業務の結果報告やデータ解析結果の発表などもここで行います。
  • 現場にて測定業務

    運転計画の作成やデータ解析を行います。ずっとパソコンと向き合っているというわけではありません。現場に出て運転状況を確認したり、測定業務に取り組んだりもします。
  • 500円で満腹

    昼食は工場の食堂を利用しています。定食や麺類などを選ぶことができ、日替わりでメニューも変わるので飽きません。そして何と言っても安い! 500円以内でお腹いっぱいになります。
  • 社内外の関係者と会議

    午後からは打ち合わせや会議が入ることが多いです。課内だけでなく、他の課や関係会社の方とも行います。入社前は工場勤務だと名刺を交換することはあまりないと思っていましたが、さまざまな会社の方と付き合いがあります。
  • 現場でのコミュニケーション

    現場作業員(三交替)の交替時間のため、再び中央操作室へ行き、不具合などがないか確認し、こちらからの連絡事項などがあれば伝えます。雑談も踏まえて、こまめなコミュニケーションを心がけています。
  • 運転計画作成

    日誌や運転計画を作成します。現場への連絡事項や測定結果のまとめなども日誌と一緒に報告します。「分かりやすく、簡潔に、正確に」を意識して作成しています。
  • 徒歩5分の寮に帰宅

    残業は多い時期と少ない時期がありますが、ノー残業デーやフレックス勤務が推奨されていますので、メリハリをつけて仕事ができます。社宅や寮だと徒歩5分で帰れるので非常に楽です。

休日の過ごし方

休日はアウトドアとインドアのどちらも満喫しています。アウトドアの日は最近のブームに乗ってキャンプを始めました。テントを立てて焚き火をして、キャンプ飯をつくって、自然の中で過ごしながらリラックスしています。インドアの日では自宅で映画を見たり、スポーツ観戦をしたり、読書をしたり、社会人になって始めた競馬番組を見たりと、だらけ過ぎず適度な刺激を得て過ごすことが多いです。
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