社会貢献活動
活動実績
2023年度の活動実績
当社における2023年度の社会貢献活動の実績について、参加した従業員は延べ3,489名(前年度2,328名)、金銭に換算すると総額は5,746万円(同3,581万円)となりました。
主な取り組み事例
1. 地域清掃活動
各事業所では周辺地域の清掃活動を行い、地域における環境保全活動を推進しています。
横瀬工場では、毎月、近隣の企業と合同で、工場周辺の国道や町道の清掃活動を実施しています。
伊佐セメント工場では、毎月の工場周辺清掃活動と併せ、工場敷地の横を流れる伊佐川の景観を守るための清掃活動を年2回実施しています。
本社・東京支店では、入居する飯野ビルに所在する企業と合同で、ビルおよび日比谷公園周辺の清掃活動を年3回実施しています。
2. 献血
日本赤十字社による献血活動に協力し、2023年度は延べ312人の従業員が参加しました。
岩手工場では、継続的な取り組みにより、2023年7月には「岩手県知事及び日本赤十字社岩手支部長感謝状」を授与されました。
3. 工場見学
幅広いステークホルダーへの当社事業に関する情報発信、理解促進のために各工場、鉱山、発電所、コールセンターなどの見学を実施しています。
2023年度は、地域の小学生や一般の方、取引先の方など計3,393名の見学者を受け入れました。
九州工場(現九州工場苅田第一地区)と苅田セメント工場(現九州工場苅田第二地区)では、2023年8月、西日本工業大学(福岡県苅田町)の学生の皆さんが中心となり、苅田町の魅力を紹介し、コンクリートを通して地域の小学生に土木工学への関心を持ってもらうことを目的に開催された、土木の体験イベント「苅田コンクリートランド2023」に協力し、九州工場及び宇部苅田鉱山の見学を受け入れました。
4. 施設開放
横瀬工場では、当社が所有するグラウンドや体育館、弓道場等を地元のスポーツ少年団やスポーツクラブに無償で貸し出し、地域のスポーツ活動を支援しており、2023年度は延べ1,080名の方にご利用いただきました。
東谷鉱山では、平尾台でのスポーツイベントに際し社有地を貸し出すなどの協力を行っています。
5. 地域行事への参加
各事業所では、地元の行事に参加するなどして地域住民の皆さまとの一層のコミュニケーションに取り組んでいます。
宇部セメント工場では、2023年11月、宇部まつり実行委員会が主催する宇部まつりで開催された華創パレードに従業員が参加しました。
東谷鉱山では、2023年11月、東大野八幡神社(北九州市小倉南区)の秋季例大祭に神輿巡幸の担ぎ手として従業員が参加しました。
6. 次世代育成
当社は、最高の品質を最高の技術とサービスで提供し、地球の未来を支えつづける企業として、次世代の人材を育成する取り組みに賛同しています。
科学技術振興機構(JST)主催の「第11回科学の甲子園ジュニア全国大会」(2023年12月開催)及び「第13回科学の甲子園全国大会」(2024年3月開催)に協賛しました。全国から計34,411名のエントリーがあり、全国大会では、各都道府県から選出された代表チームが理科や数学などの複数分野にわたる「筆記競技」と「実技競技」に取り組みました。また会場内の当社展示ブースでは、セメントを使った工作実験や、セメントの概要や歴史、研究などについて紹介するポスター展示を行いました。
7. TABLE FOR TWOプログラムへの参加
当社は、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalの活動に賛同し、2023年9月より本社にて、2024年7月より九州工場苅田第一地区にて、各社員食堂を活用した、TABLE FOR TWOプログラムに参加しています。
同プログラムは、社員食堂で対象となるヘルシーメニューを購入すると、代金の内、開発途上国の給食1食分の金額にあたる20円が寄付となり、飢えに苦しむ子どもに給食1食分をプレゼントできるという仕組みです。先進国で健康的な食生活を推奨しつつ、開発途上国の子どもたちに学校給食を届けるのが「TABLE FOR TWOプログラム」です。
8. 災害被災地支援
当社は、地震、台風、大雨等の自然災害により被災された方々の支援に役立てていただくため、次の寄付を行いました。
- ・「令和5年6月29日からの大雨による災害」:山口県美祢市あて災害支援寄付金を拠出(2023年7月)
- ・「令和6年能登半島地震」:日本赤十字社を通じて義援金1,000万円を寄付(2024年1月)