プレスリリース

UBE三菱セメントと山口県警察が「災害発生時における宇部伊佐専用道路の通行に関する協定書」を締結 ~迅速な救助部隊の活動を可能に~

2024年8月27日

UBE三菱セメント株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小山誠、以下「当社」)と山口県警察(本部長:熊坂隆、以下「県警察」)は、県警察の災害警備活動等を迅速かつ円滑に推進するため、「災害発生時における宇部伊佐専用道路の通行に関する協定書」(以下「本協定」)を締結し、本日8月27日14時より山口県警察本部(山口県山口市)において締結式を行いましたので、お知らせいたします。

    1. 1背景
    2. 大規模災害時に被災地域での迅速な救出救助活動を行うためには、被災地に向かう数多くのルートを確保しておく必要があります。美祢市では過去、出水期に豪雨とそれに伴う川の氾濫により、道路冠水・住家・車両水没等の被害が発生しており、令和5年の梅雨前線豪雨災害時には、市内へ向かう多数のルートが土砂崩れや冠水により寸断され、救出救助部隊の現場直行に支障をきたしました。宇部市から美祢市へのルートを増やすことは、美祢市のみならず、萩・長門市方面が被災地となった場合も、救出救助部隊を迅速に投入することが可能となります。
    3. 2宇部伊佐専用道路について
    4. 当社宇部セメント工場(山口県宇部市)と伊佐セメント工場・宇部伊佐鉱山(山口県美祢市)を結ぶ全長31.94kmの日本で一番長い私道です。約14年(1968年~1982年)の歳月をかけて建設されました。宇部伊佐鉱山で採掘した石灰石や、伊佐セメント工場で製造したセメントの中間製品(クリンカ)などが運ばれています。
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宇部伊佐専用道路
          • 3災害発生時における宇部伊佐専用道路の通行について
          • 大規模災害発生時には、発災初期段階から、救出救助部隊や交通対策部隊、防犯・捜査・警ら部隊等数多くの部隊が被災地域に急行し、各種の活動に取り組むことになります。本協定の締結により、警察車両等が宇部伊佐専用道路を災害時の交通路として通行し、迅速に被災地に向かうことが可能になります。なお、警察が一企業の私道を通行する協定を締結することは国内初となります。
          • 4UBE三菱セメントと山口県警察の締結式について
          • 2024年8月27日14時から、山口県警察本部において以下の出席者による締結式を行いました。
            出席者:山口県警察本部警備部長 警視正 坂本 英治、UBE三菱セメント株式会社 執行役員 宇部セメント工場長 村山 亮一
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左から山口県警察本部 坂本警備部長、当社 村山工場長
  1. 5今後について

    当社は本協定により、災害発生時には県警察の活動に真摯に協力してまいります。また、当社の理念「最高の品質を最高の技術とサービスで提供し、地球の未来を支えつづける。」より、引き続き地域貢献にも努めてまいります。

    以上

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UBE三菱セメント株式会社 総務部広報室