プレスリリース
UBE三菱セメントグループ カーボンニュートラルに向けた2030年目標を策定
2023年4月5日
UBE三菱セメント株式会社
UBE三菱セメント株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小山誠、以下「当社」)は、中期経営戦略「Infinity with Will 2025 ~MUCCサスティナブルプラン 1st STEP~ 」において、カーボンニュートラルに向けた2030年中間目標と事業戦略を策定いたしました。
当社は、本中期経営戦略の中で、地球温暖化対策をグループの最重要課題の一つと位置づけております。大型港湾を有する西日本臨海部に主力拠点が集中し、複合素材メーカーの中で蓄積してきた技術・サプライチェーンを有する強みを生かし、セメントメーカー独自の事業性のある脱炭素スキームの実現により、2050年MUCCグループ全体でのカーボンニュートラルを目指してまいります。
主な目標・施策は以下の通りです。
- 1目標
2030年:CO₂排出量40%削減(対2013年比)
2050年:カーボンニュートラル - 2事業戦略
Ⅰ.エネルギー転換の早期実現
▪焼成用熱エネルギー転換
・廃棄物代替:50%(~2030年)
・カーボンフリーエネルギー【アンモニア・合成メタン等】:50%(~2050年)
▪電力エネルギーの非化石化
・排出削減(~2030年)
・完全非化石化(~2050年)
Ⅱ.CCUの早期事業化
▪セメント製造プロセスから発生する原料由来のCO₂を低コスト・高濃度で回収
▪回収したCO₂を有用な資源として活用するビジネスモデルを確立(~2030年) - 3技術開発ロードマップ
当社グループでは、近隣地域や他産業との連携などを通じてカーボンニュートラル実現のための新たな取組みに挑戦し、業界トップランナーとなるべく取り組んでまいります。
以上