MUCC本社オフィスが国際デザインアワード「MUSE Design Awards」金賞を受賞~融和・融合を目的とした「クリエイト・シナジー」をコンセプトに空間構築~
2022年9月14日
国際デザインアワード「MUSE Design Awards」のインテリアデザイン部門で、UBE三菱セメント株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小山誠、以下「MUCC」)本社オフィスが金賞を受賞しました。「MUSE Design Awards」は、米国ニューヨークを拠点とするInternational Awards Associateが主催する、デザイン分野における創造性や創意工夫を評価するアワードです。
MUCC本社オフィスは、融和・融合を目的とした「クリエイト・シナジー」というコンセプトを軸に、コクヨ株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:黒田英邦)がデザインしました。今年4月、三菱マテリアル株式会社と宇部興産株式会社(現・UBE株式会社)のセメント事業およびその関連事業等を統合して営業を開始したMUCC本社オフィスでは、多様なキャリアを重ねてきた社員同士のコミュニケーションを促し、シナジー効果を生み出すような空間を構築しました。
【MUCC本社オフィスの特長】
- 1執務室
組織の単位と業務に必要な空間機能を集約した「村」のように見立てたゾーニングが、組織内の繋がりを深めると共に、村と村の間に置かれた交流ポイントによって、組織同士が交じり合いながら業務を行える空間構成としました。
- 2食堂(パークテラス)
入居ビル近隣の公園の眺望を活かし、公園の景色や要素を借景として取り入れたデザインで構成しました。インフォーマルな社員同士の交流を育むとともに、ステークホルダーとの関係性を深める場としても活用されています。
- 3デザイン
MUCCの主軸事業であるセメント素材や、セメントが使用される建設現場に関連する素材を随所に取り入れ、事業のアピールに繋がるデザインにしました。
- 4座席抽選システム
コミュニケーションを促す仕組みの一つとして、その日の業務や気分に合わせ、抽選で席が指定される座席抽選システムを採用しました。業務に合わせて最適な環境を整えつつ、隣席同士の何気ない会話のきっかけを生み出すとともに、社員の在席状況把握にも活用しています。
受賞概要の詳細については、以下のMUSE Design Awardsウェブサイトをご参照ください。
URL:https://design.museaward.com/winner-info.php?id=10382